オロナインがシミに効果があるという噂を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか??

オロナインは大塚製薬が販売している軟膏で、発売から50年以上も売れ続けているみなさんご存知の超ロングセラー商品です。
擦り傷や切り傷、あかぎれ、ひび割れ、しもやけ、ニキビ、軽い火傷、水虫などに効果があるとされています。

オロナインに含まれる有効成分はクロルヘキシジングルコン塩酸液で、細菌を殺菌して炎症を抑える作用があります。
またステロイド剤は含まれてなく、子供からお年寄りまで安心して使える軟膏として幅広い世代に親しまれています。

オロナインにはニキビに効果的なのでシミを消す効果もあると思ってしまう人もいるかもしれませんが、はっきりいってしまうとオロナインにはシミを消す効果はありません!

肌にできるシミは、メラニン色素が肌に沈着することによって発生します。

通常、メラニン色素が生まれても肌のターンオーバー(新陳代謝)によって表面に押し出され、剥がれ落ちていくので肌に沈着することはなくシミになることもありません。

しかし、生産されたメラニン色素の量が多かったり、肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れていると排出しきれずに皮膚の内部に蓄積されてシミになってしまいます。

では、どうしてメラニン色素が生まれるのかというと、メラニン色素には紫外線など人体に有害な物質から細胞を守る働きがあるからです。
紫外線を大量に浴びることでメラノサイトが活発化し、メラニン色素が分泌されます。

メラニン色素が過剰に分泌されることでシミができやすくなってしまいます。
オロナインはメラニン色素に働きかけるわけではないので、当然ですがシミに効果はありません。

ただ、オロナインの効能には”火傷”があり、日焼け後にアフターケアとして塗ることで、赤くなる症状を抑えたりする効果があります。
ただし、あくまでも軽い火傷に限ります。日焼けは軽い火傷のようなものなので、有効ですが、程度が重い日焼けの場合には皮膚科へ行って適切な処置を受けるようにしましょう。

オロナインには美白成分は含まれていないのですが、シミ消し効果や美白効果があると誤認されてしまった理由は、ニキビによる炎症が改善されて肌の状態が良くなったからかもしれません。

ニキビが悪化したり、何度も繰り返してしまうとニキビ痕が残ってしまうことがあります。
オロナインにはニキビの原因菌となるアクネ菌を殺菌する作用があるので、ニキビができにくくなったことで痕が残ることも無くなりシミ消し効果もあると勘違いされたと考えられます。